子どもたちのやりたい!を実現
食べる事は生きる事です。
さかい川保育園では、乳幼児期から食に興味を持てる環境を日々の保育に取り入れ、生涯にわたり健康な生活を送るための豊かな感性を養う食育活動を行っています。
10月は食品ロス削減月間です。それに合わせて、日々の給食の残食量を子どもたちと一緒にはかる取り組みを実施しました。ゴミを減らすことの大切さや、もったいないの気持ちを育むこと。また、食べ物に興味を持ち、苦手な食材を少しずつ食べられるようにと企画しました。
子どもたちからは「ゴミが増えるから全部ピカピカに食べるよ!」や、「今日は何グラムかな?減ってるかな?」と、興味を持って楽しく残食の削減に取り組めました。8日間の平均残食量は120g!!今後も苦手な食材でも少しずつステップアップして食べていってくれると嬉しいなと思います。
カレー作りの音や匂いを身近に感じ、出来上がったカレーを年下の子に配膳することで、食への興味と思いやりの気持ちを育みます。
9月17日は中秋の名月(十五夜)でした。満月を鑑賞しながら秋の収穫を喜び感謝する日とされてきました。
給食では月見うどん、おやつではうさぎのモチーフのお団子や丸ボーロを食べました。
子どもたちにもお月見の雰囲気を味わってもらうため、手作りの満月が登場し歓声があがっていました。
伝統行事についても楽しみながら伝えていきたいと思っています。
毎年9月1日の防災の日にちなんで、防災食体験を実施しました。
各クラスでは災害についてのお話しをし、停電を想定して電気を消して給食を食べました。
経験の少ない子どもたちにとって、簡易食器(紙皿・紙コップ)を使うことは決して簡単ではありません。通常の食器よりも軽くて柔らかいため、持ちにくくなります。
今後も、もしもの事態を想定して、どんな時でも美味しく食べられる工夫を続けていきたいと思います。
もぐもぐ教室は「噛むこと」について学びます。カラダの仕組みやごはんとウンチの関係など、よく噛んで食べるとどんな良いことがあるのか一緒に考えました。
また、危険な食べ方(食事マナー)や詰まりやすい食べものの特徴など、もぐもぐ人形を使ってお勉強しました。
牛乳を飲むとカラダのどこが強くなるの?毎日飲んでいる牛乳はどうやってできるの?など、毎日飲んでいる牛乳についてお話しします。また、乳しぼりの体験を通じて、楽しみながら感謝の気持ちを育みます。
年長児にとって保育園給食も3月で食べ納めです。そこで、最後にもう一度食べたい給食をリクエスト給食として取り入れ、おいしい給食の思い出とともに小学校へ送り出します。カレーやから揚げなどの定番献立だけでなく、煮魚やみそ汁などの和食献立もリクエストしてくれました。これからも食を通じてたくさんのことを学んでほしいと願っています。
年長児がミニパフェ作りを行います。コロナ禍でもできる食育としてはじめたこの行事。フルーツやビスケット、カラフルシュガーなどの材料を思い思いに自分でトッピングします。お友だちと見せ合いながら、笑顔いっぱい頬張っていました。保育園での給食やおやつも、楽しい思い出のひとつとして残りますように。
令和5年度「食育活動に関する保護者アンケート」を実施いたしました。今回いただきました様々なご意見やご要望は、次年度以降の食育活動の参考にさせていただきます。
流通のストップや様々な災害を想定して、普段は調理に従事していない保育士による簡易給食づくりの訓練を行います。子どもたちは、災害時の話を聞いたり、電気を消して簡易食器で食べる体験をします。日常のありがたみを改めて感じ、どんな時でも美味しく食べる工夫を日頃から行っています。
給食で食べたみかんの皮を干して入浴剤を作ります。普段はゴミとなるみかんの皮を再利用することで、SDGsの取り組みに関心を持ち、家庭に持ち帰ることでご家族と一緒に楽しめます。
楽しく育てておいしく食べる
自分たちでお世話をした野菜が成長し収穫するという一連の流れを経験することで、野菜への愛着がわくと同時に食の進みが良くなります。
「すいかのうつわでフルーツポンチが食べたいな…」といった何気ない子どもの声を拾い上げ、食べる喜びや食への興味につなげます。
食に興味を持てるような工夫を、日々の保育の中で行っています。
野菜の皮むき・野菜くずを使った製作やたい肥作り(SDGsの活動)・行事に合わせたお楽しみ給食など
海や海の生き物を身近に感じ、命をいただくことへの感謝の気持ちを育みます。
おにぎりクッキング
生米を研いで炊く体験を通して、お米がいつも食べているご飯になる過程を知り、食への興味関心を深めます。